上司に執拗に迫られた
直属上司から、告白をされました。
最初は、20歳も年が離れているので、娘のような感じで「かわいい」と言ってくださっているのかと思っていましたが、次第にアプローチや言葉が、度が過ぎるようになりました。
特に嫌だったのが、『二人きりの時』しか言わないことと、『自分を守ってばかり』という姿勢でした。
業務上二人きりにならざるを得ないこともあったので、その都度、「かわいいなぁ」「好きだなぁ」「抱きしめそう」「エッチしたいと思うよ(笑)」等と言われるのは、さすがに気持ち悪かったし、恐怖を感じました。
上司と彼氏に相談
私自身の対処は、職場の女性社員に相談し、本当のことを知ってもらうこと、彼氏に、いざいというときは助けてほしいと相談したこと、「そういうのは嫌ですし、奥さんにも悪いです。」と伝えることでした。
まず、女性社員さんを味方につけたことで、上司が嘘をついて取り繕っても、悪いのは紛れもなく上司だとわかってもらえていたことがよかったです。
彼氏に相談するのは迷いましたが、タイムカードを切った後も、2時間ほど残されることもあり、心配をかけてしまうので、話しました。
彼氏は格闘技もしており、力の面でも強かったのと、周りに年上の信頼できる知り合いが多かったことから、本当にいざという時に、助けてもらえるという安心感がありました。
そして、自分もNO!という姿勢を見せることは、もちろん大事でした。
彼氏が上司に直訴
結局、一番効いたようだったのは、彼氏が迎えに来てくれ、実際に上司と顔を合わせたことだったようです。
LINEも返せなくなるほど拘束されているのを察知してくれ、迎えに来てくれていました。
それを、上司が入っていいよ、と声をかけたので、事務所に来ました。
私の仕事が終わるまで、無言で待っていました。
終始、隠し切れない怒りオーラで、上司とは「お世話になっております」と、「お邪魔しました」の2言のみの会話でした。
上司もさすがに驚き、怯んだようで、次の日、謝ってきました。
「備えあれば憂いなし」
しかし、何故そうなるのか、私には理解できないのですが、「彼氏が無理やり入ってきて、何も挨拶もせず、私を連れて行ったんだ」ということで、女性社員の皆さんに報告していたそうです。
もちろん、女性社員の皆さんは、私から真実を話しておりましたし、私のことを信じてくれましたので、上司の戯言だと思ってくださいました。
以降、セクハラ的発言はありませんが、自分の非を認めず、自分も被害者だといわんばかりの態度・対応にあきれてものも言えません。
とにかく話すことが大事だと感じました。
話すことで気も軽くなるし、自分の感情や感覚が正常なのか、異常でないことを確認できます。
今回のように、自分がしたことを隠そうとする方もいるので、できるだけ多くの人に、真実を知っておいてもらうことが重要です。