職場の若い女性の一人暮らしを狙って、家について行く
以前、職場の若い男の子に女好きの人がいました。
まだ配属されたばかりのころ、彼の素行の噂を知らない私は、巻き込まれることになったのです。
彼は仕事が終わると、自宅に帰るのが嫌だという理由から、職場の若い女性の一人暮らしを狙って、家について行こうとする人でした。
常識から考えても、このような男性は異常なのですが、当時まだセクハラという概念が、中高年の間にだけ通じるものであると認識していたことから、うっかりしていたのです。
私は当時一人暮らしでしたから、彼に目をつけられたのです。
丁度男性側のルックスが可愛いということからも、警戒心を持たず仲良くなったら、家を目指してきたということです。
それで、一人暮らしか否かを探る手口が、他人に聞きまわってから本人に近ずくという方法です。
なので私には全く警戒心を感じさせず、自然に近ずいたように見せかけているのです。
既婚者なので…
家に着いた彼は、もちろん部屋の中でくつろぐことが目的です。
でも既婚者なので、配偶者や家族に知られない形で、こっそりと楽しむことが目的のこういう男性は、相手が本気になることや、公にされることを嫌います。
しかし、まれに配偶者が変わった反応をみせる場合もあるので、弱みがあってないような立場の人なのです。
セクハラ男の配偶者がみせる変わった反応とは、浮気やセクハラ行為に走る夫を非難するのではなく、相手が悪いと非難の対象を女性の向けたり、全く無関心である女性のことです。
そして今で言えば、家庭が安らぎの場にはならないことを、会社の女性陣に言いふらしたり、相手を選ばずに、職場の女性に甘えてきたりする行為は、堂々とセクハラを行うことになっているのです。
彼がわたしから離れた理由は、わたしが本気になりつつあるからに他なりません。
こういうタイプの撃退法
本気になるとは、受け入れる行為を見せるということです。
これが、相手を自分の元から去らせる、唯一の方法になります。
もともと、気分転換に、会社帰りから自宅へ戻るまでの間に、居酒屋に立ち寄る程度の、都合のいい女性を探しているという感じです。
そこまでするなら、じゃあわたしも本気になるわよ。という姿勢を示せばあっというまに消えてくれます。
さよならもありがとうもなく、無かったことのように、自然消滅を図ろうとするのです。
純情な気持ちを弄ぶ悪質なセクハラには、こちらが本気になったふりをして、撃退を試みると効果的ですよ。
愛されていると、のぼせ上がらずに、最初から相手にせず、バリアを張ることが大切です。