女性主体の職場で「甘やかし」
私が以前働いていた職場では、色恋管理がありました。
周囲の女性の年齢が若かったので、仕事に恋路を持ち込むというような環境でした。
それまで私は、セクハラというのは、ある程度加齢した男性から受けるものだと思っていましたし、世代が違えば、受けている教育も異なるのだから、仕方がない。
セクハラという認識さえ、持っていないであろうと諦めていました。
ところが、その職場では、まだ20代中頃の女性が、進んで男性に色気を振りまき、色恋沙汰で仕事をしているではないですか。
しばらく関わらないようにして、観察していましたが、女性側がそういう風に、男性をしつけてしまっているので、若い男性は、すっか馴れ馴れしい態度で接してくるようになりました。
男性社員による「視姦」
例えば、「視姦」という犯罪があります。
同僚なのに、脚から胸元から指先の爪の色まで、じっくり見る男性がいました。
当人は、それがセクハラであるとは、気が着いていません。
なぜならば、自分の行いであるからですよね。
職場の男性を甘やかしてしまった女性たちは、目を潤ませて、彼はとても優しいのと言っているのです。
また、同じ職場の年配女性は、子供のように彼らを甘やかしているので、目をつむります。
標的になるのは、若い子、綺麗なお客さんです。
撃退法その①
最も重要な撃退方法について書きます。
まずは自分で、色恋管理に染まることのないようにします。
そして、職場の上司に耳打ちしておきます。
デスクを並べている上司は、同類と思うので、期待せずに報告します。
でも、女性が新人男性を教育するように任されているために、教育上の相談という形で、耳打ちをしておきます。
男性側が一方的に色恋を楽しんで、職場の女性の評判を落としたり、根も葉もない噂話を流したりすることがあれば、男性側に悪気がなく、意図したものではないとしても、問題になります。
撃退法その②
そこで、部外者である女性を装って、もしくは部外者の被害女性に、公益通報してもらう措置をとります。
職場の上司ではなく、さらに上の管轄へと報告を行うのです。
最近は公益通報義務に対しての、身内側の身分が不利になる自体も、ニュースなどで知られていますが、本当に問題認識能力があれば、周囲の目も気にすることなく潔くできると思います。
さらに、冷静に真実の判断があれば、身内側を売るような目で職場から見られても、罪悪感はないと思いますし、報告したあとでも、堂々と職場に在籍することもできると思います。
以上、私が体験した職場でのセクハラと、対処方法のエピソードでした。