『無礼講』ならぬ『無礼者』達よ!女子社員一致団結「嫌な顔で無視」!!

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入社初日に彼氏の有無を!?経験人数や行為の様子まで??

 

私が新卒で入社した会社はセクハラが蔓延していました。

 

 

 

女子社員が極端に少なく、しかも20代も後半になるとみんな辞めていって、20代半ばぐらいまでの女性しかおらず、圧倒的に立場が弱い状態でした。

 

 

 

形式上のセクハラ相談係の男性はいましたが、全く機能していませんでしたし、相談できる雰囲気でもありませんでした。

 

 

 

彼氏の有無を入社初日に聞かれるのはもはや挨拶程度のもので、経験人数や行為の様子を聞かれたりすることも珍しくありませんでした。

 

 

 

飲み会は、『無礼講』ならぬ『無礼者!!』

 

飲み会となれば、女子社員同士でかたまって座っていることは許されず、複数の男性社員に女子社員が1人の割合で席に着き、お酌などをしていました。

 

 

 

それだけならまだしも、お尻や胸を触られるのも毎度のことでした。

 

 

 

女性の先輩方はそれに慣れてしまっているのか、嫌そうなそぶりを見せません。

 

 

 

私も入社1年目はそれに倣っていたのですが、1年も経つといい加減に腹が立ってきて、1番歳の近い先輩に愚痴を吐きました。

 

 

 

するとその先輩も「本当は嫌だと思っているが、先輩方がニコニコと対応しているからその頑張りを踏みにじって嫌な空気にしたくなかった。」と言いました。

 

 

 

先輩と意気投合

 

そこで、その先輩と協力して、セクハラと戦ってみようということになりました。まだまだ若い私たちは、失うものは何もありませんでした。

 

 

 

例え嫌われようと、こんな会社は辞めて転職すれば良いのです。

 

 

 

2人の意見でまず一致したのは、数少ない女性社員が一致団結することが大前提ということでした。

 

 

 

そこで、お昼休みの雑談中などに、私たちがグルであることは公にせずに、セクハラへの嫌悪感を話題にしました。

 

 

 

女子社員一致団結!

 

先輩が話のきっかけを作り、私が嫌悪感をむき出しにし、先輩がそれに激しく同意する。

 

 

 

すると、その場にいる他の先輩方も見事に同意してくれて、思いのほか簡単に一致団結することができました。

 

 

 

それもこれも、みんな本当は嫌だなと思っていたからなんだと思います。

 

 

 

そこで、私たちの最初の反抗として、飲み会で女子ばかりがかたまって動かないということを実践しました。

 

 

 

男性社員は文句を言っていましたが、耳を貸しませんでした。

 

 

 

勿論、その飲み会では体を触られることはありませんでした。

 

 

 

セクハラ発言には「いやそうな顔で無視!」、普通の発言には「ニコニコ愛想良く!」を全女子社員で徹底!!

 

それ以降は、「セクハラ発言には嫌そうな顔で手短に対応する・無視する」「その他の普通の発言には今まで以上に愛想よくニコニコと対応する」というルールを作って全員が取り組んだところ、さすがに私たちの意図が伝わったのか、セクハラ発言は次第になくなっていきました。

 

 

 

先輩の考えた「その他の発言には愛想よく」がよく効いたと感じています。

 

 

 

セクハラ発言をしてちょっかいを出すよりも、普通の会話をして今までよりもニコニコと対応してくれる方が男性社員も嬉しかったと思います。

 

 

 

円満退社をしましたが、あの時泣き寝入りしていたら、ストレスで辞めてしまっていたかもしれません。

 

 

 

一歩踏み出してみて良かったです。

 

 

 

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