いろんな思惑が絡む同業他社との懇親会 情けないぞ、男性社員!

スポンサーリンク




お酒が絡む同業他社との懇親会

 

「職場関係のセクハラ」というと、同じ職場内で受けるイメージがありますが、私は同業他社の社員からセクハラを受けました。

 

 

 

私の勤めている会社は少人数(30名程)で、社員がある程度人間関係に気を使って仕事をしていたので、社内でセクハラ問題はありませんでした。

 

 

 

ニッチな業界のメーカーで、横の繋がりが強く、年に数度同業他社が集い、イベントが開催されます。

 

 

 

イベントは、夏パーティやボーリング、クリスマス会などです。

 

 

 

必ず、お酒が絡む場所になります。

 

 

 

「同じ会社の女性社員にすると、セクハラと言われるからさ」

 

ある年の夏パーティで、参加していた会社の社員AとBが、私と同僚の横に座って来ました。

 

 

 

既にかなり酔っていたAは、同僚の名前を、某セクシー女優の名前と同じだと、大きな声で連呼しだしました。

 

 

 

社員Bは、私が机の上に置いていた手に、手を重ねてきました。

 

 

 

「同じ会社の女性社員にすると、セクハラと言われるからさ」、「君たちは優しそうだから」や、「僕たちの会社はフレンドリーだから」等、理解し難い発言の数々に呆れ果てました。

 

 

 

何よりも驚いたことは、「止めてください」と明らかに拒否している私たちの周りには、他にも他社の男性社員が多く居たにも関わらず、誰も止めに入らないことでした。

 

 

 

誰も止めに入らない!?

 

無理やり腕を組まれる、抱き着かれる、という行為を繰り返されました。

 

 

 

結局、私と同僚は会社の関係性もあり、なかなか自分たちで、強く拒否ができませんでした。

 

 

 

そこで、立場が上の人に、代わりに伝えてもらおうという結論になりました。

 

 

 

まず、自分たちが働く職場の男性社員に、「どうして止めに入ってくれなかったのか」、「自分の奥さんが同じ目にあっていたらどうする」、という意識の改革に取り組みました。

 

 

 

古い会社で、「酒の席はそんなもの」という意識があり、昔からの会社付き合いだからとなあなあにされては、また不快な思いをさせられるのが目に見えたからです。

 

 

 

社長の耳に…

 

そして男性陣の口から上司へ、部長へというよう、にセクハラがあったことが耳に入るようになりました。

 

 

 

その結果、社長に事情聴取をされ、正直にはっきりと、不快な思いをしたことを伝えることができました。

 

 

 

その後は、接待の場があると、男性社員がボディーガードとして、不適切な言動があった場合には、間に入るというルールが出来ました。

 

 

 

職場が絡むと、どうしても力関係などの「しがらみ」があり、自分の意志が通せないこともあると思います。

 

 

 

今回は古い会社の体質を利用し、自分の口からでは無く上の立場の人に意見として挙げてもらうことで、真剣に対処してもらうことができました。

 

 

 

スポンサーリンク