セクハラ現場目撃の先輩女性が、男性社員を撃退! 先輩に感謝感激!!

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男性スタッフの視線が、私の体に刺さる

 

20代前半の頃に、アルバイトとして勤めていた、ボウリング場でのセクハラの体験です。

 

 

 

当時は、「アムラー」とか「ギャル系」が流行っていた時代で、私もその頃は髪を明るめに染めていましたし、私服は体にぴったりとした、ギャル系ファッションを着ていました。

 

 

 

メイクはそこまで派手ではなかったと思いますが、もともと色白で、一般的なメイクをするだけで「パッ」と明るくなるタイプだったので、目をつけられやすかったのかもしれません。

 

 

 

ガリガリというほど痩せてもいないし、かと言ってぽっちゃりでもないし、自分で言うのもなんですが、「出るとこ出てて、引っ込んでるところは引っ込んでる」スタイルだったのです。

 

 

 

アルバイトとして入社した時は、冬だったのであまり体のラインが出るような服を着ていることを、周りの男性社員やスタッフは気付いていなかったのですが、季節が春になって、コートを脱いで出勤するようになると、男性社員や男性スタッフの視線が、刺さるようになりました。

 

 

 

私だけ「ちゃん付け」!?

 

私は受付の仕事を任されていたのですが、営業担当が取ってきた、パーティーなどの司会もしていたので、パーティーの準備は、営業担当と一緒にしなくてはなりませんでした。

 

 

 

営業担当は、30代既婚女性がひとりと、50代独身男性がひとり、あとは支配人が直接赴くような、小さなボウリング場でした。

 

 

 

セクハラを受けたのは、50代独身男性の営業担当からでした。

 

 

 

「○○(私です)ちゃーん、今度のみに行こうよー」「○○ちゃーん、俺いいバー知ってるから、一緒に行かなーい?」「○○ちゃーん」……。

 

 

 

他のスタッフは「さん付け」なのに、20代前半(当時独身で、彼氏もいませんでした)の私だけ、「ちゃん付け」なんです。

 

 

 

抱きついてきた男性社員を、先輩女性がグーで殴ってくれた

 

営業担当は50代だし、恋愛対象はもとより、「キモイ」と感じること(「俺すごいでしょ?」的なアピールがひどい)とか、「若い頃は何人の彼女がいて……」という話も、耳にタコができるほど聞かされたので、本当に嫌だったんです。

 

 

 

私が仲良くさせてもらっていた、経理の60代の女性にも、「あの人には気を付けた方が良いよ。あっち(下のほう)でかなりトラブってるんだよ」と聞かされていたので、警戒はしていました。

 

 

 

ところがある日、その営業担当と同じパーティーの準備をするのに、パーティー用ではあるけれど、個室に二人きりになることがあって、たまたま私がおしぼりを大量に両手で持っていた時に、後ろから抱き締められたんです。

 

 

 

びっくりしておしぼりを落としてしまうし、でも怖くて声も出せないしで、固まっていると、30代既婚女性の営業担当が、たまたま連絡事項があってドアを開けて入って来て、かたまっている私たちふたりを見るなり、「何してるの!!!!」と、50代独身男性の頬を、グーで殴りました。

 

 

 

女性先輩社員に感謝感激

 

50代男性がよろけた拍子に、恐怖で固まっている私を、30代既婚女性は私の手を引っ張って引き離して、ぎゅっと抱き締めながら、「このことは支配人にしっかりと報告しますからね!!!」と言って、部屋から連れ出してくれました。

 

 

 

すぐにバックヤードに連れて行ってくれて、60代の経理の女性にも話をし、外回りから帰って来た支配人にも、何があったのかを丸ごと話しました。

 

 

 

50代男性は停職3か月で、依願退職していきました。

 

 

 

あの時、たまたまでも女性のいる職場を選んでいて、今でも、心底良かったと思っています。

 

 

 

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