50代の男性諸君！
私がセクハラを受けたのは、ほとんど50代以上の年齢の人が対象でした。
職場の上司や同僚は、女性社員に、胸が小さいなどの発言をしたり、容姿に関して、化粧が濃い薄い、化粧をしろなど、女性に対する文句を言うなどです。
職場で、容姿についての会話をすること自体に、違和感があるし、職場は、仕事をする場所という認識が、無かったのだと思います。
また、結婚をしていないことや、彼氏がいるのかといったことも、何の関係もない、職場の上司と部下という関係なだけで、踏み込んでくる人も居て、とても不快な思いをしたこともありました。
私用で電話をしてこないで！
また、別の男性は、仕事に関すること以外の連絡を、時間帯に関わらずしてきました。
深夜、おそらく相手は飲みに行って、酔っぱらっていたのだと思いますが、ことあるごとに、携帯電話に電話をしてきました。
仕事上必要だったこともあり、連絡先を教えてしまっていたことを、その時は本当に後悔しました。
翌日、何の用だったか聞いてみると、泥酔していたという返答で、それが数回ありました。
不快でしかない体験でした。
呆れて物も言えない！
このような環境にいると、女性も似た考えになるようで、長く勤めている人たちは、これを容認している態度でした。
そのことが、私にとってとても居心地が悪く、相談する先が無いと感じてしまう状況でした。
また、知人の５０代男性からは、女は男を立てなければならない、お前はそれが出来ないなど、人格否定をされたこともあります。
他にも、親戚関係にあたる人からは、私が転職をした際、「就職できたのは、色気を使ったんだろ！」などという発言をされたことがありました。
これらは、総じて50代以上の男性が主でした。
私は20代なので、このような発言すべてに違和感があるし、年齢が上だからといって、年下の女性に、何を言っても良いとは思えませんが、彼等は、それに気づいていないようでした。
自分の経験してきたことや、考えが、すべて正しいとでも、思っているような言い方だったと思います。
「不快だ」と、はっきり伝えることにした！
仲が良いと勘違いして、言いたい事を、言いたい放題に言っている印象もあり、こちらとしては、仕事だから、親戚だから、仕方なく良い顔をしているだけなので、最低限のプライバシーや、気を使うといったことはするべきだと思います。
何か不快なことを言われたとき、最初はショックを受けていましたが、このような人達は、反論しなければわからないのだと気づき、その都度はっきりと、不快だということを伝えることにしました。
偉そうだとか、仕事を頼まれなくなったりとか、障害となることは、この時点では覚悟していました。
しかし、毅然とした態度で、正しいことをしていると信じて、言い続けることで、周囲の人が分かってくれるようになり、本人たちも、すこしずつ変わったように思います。
どうしても、私のように、２０代で女性という立場は弱くなりがちです。
何か言われたり、された瞬間に、時を待たずに、反論することが、解決になるのだと思います。
