「お子さんはまだなの?」「奥さん働かないの?」専業主婦へのとんでもない偏見

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「早く子供産んでね」「お子さんはまだなの?」

 

来年出産予定の、34歳の主婦です。

 

 

 

結婚してから十年近く不妊で、いつ妊娠してもすぐに辞めやすいよう、パートなどで働きつつ主婦をしてきました。

 

 

 

子どもがいない、なかなかできない主婦は、思っていた以上に、世間からの風当たりがきついと感じています。

 

 

 

まず、隣近所からの質問です。

 

 

 

新居に越してきて、近隣にご挨拶にいくと、若い夫婦と見ると、必ず「早く子供産んでね」「お子さんはまだなの?」という質問が来ます。

 

 

 

社交辞令とは思いますが、結婚当初は、おいおい子どもをもうけるかどうかから、夫婦でよく相談して考えて行こう、と思っていたので、どこからもくる「子どもを産みなさいよ」というプレッシャーに感じて、不妊が続くとナイーブになり、隣近所から、性生活をのぞかれているような気持に陥ったりすらしました。

 

 

 

「奥さん働かないの?」「奥さん何しているの?」

 

それに対し同じくらいよくされた質問が、「奥さん働かないの?」「奥さん何しているの?」ということです。

 

 

 

結婚した女性の、まず一番優先すべき大事な仕事は、日々の家事、主婦業というものだと考えていた自分にとって、同時進行で、正社員でなぜバリバリ働かないのか、という質問は、「働け、産め、育てよ」という、あれもこれもの役割を社会が女性に強いる、国全体としてのセクハラのように感じています。

 

 

 

仕事もしつつ、子育てもしつつ、家事もしつつ、という女性像が、CMなどをみていても、当然になった世の中のように感じますが、一方で、社会が女性に無理を強い過ぎていて、児童虐待や、離婚率の増加にもつながっているように感じています。

 

 

 

最も女性のありかたについて、お互いに攻撃しあってしまっているのが、女性同士のようにも思います。

 

 

 

「同じ女性でも、得意不得意はそれぞれだし、好き嫌いもそれぞれ」

 

学生時代からの友人とも、未婚、既婚子持ち、既婚子どもなし、働いているかどうかなどで、お互いに悪気なく、プレッシャーをかけあうようになってしまいました。

 

 

 

未婚の友人には、「結婚考えてないの?」と聞いてしまったり、専業主婦の友人には「お金の心配はないの?」など、女性の在り方が多様化した結果、互いを否定するような発言をしてしまい、気まずくなることがあります。

 

 

 

こうした空気をさけるために、「同じ女性でも、得意不得意はそれぞれだし、好き嫌いもそれぞれ」と考えるようにしています。

 

 

 

つい、子育てもして、キャリアも積んでいる友人には、母として、同じ女性として比べてしまうし、社会から比べられたりしますが、社会で働くのが好きな人もいれば、家庭のことにいそしむのが好きな人もいて、「なぜ働きに出ないの?」と近隣の方などに聞かれたら、「家事が好きだし、夫も家にいるのを望んでるので」と答えるようにしています。

 

 

 

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