「かわいいから」と公言 ベトナムでは、日本企業も外見偏重主義!?

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ベトナムでは、女性の外見や年齢が、露骨に重視

 

私が、ベトナムの日系企業で働いていたときのことです。

 

 

 

ベトナムは、全国的にフェイスブックが広く使われており、多くのベトナム人がそれに依存している国です。

 

 

 

そのため、会社の取り組みのPRをするとき、フェイスブックを活用することがほとんどです。

 

 

 

それ自体は、なんら問題はないのですが、そこで女性の外見や年齢が、露骨に問題化されるという経験をしました。

 

 

 

写真の修正は当たり前

 

その理由というのが、ベトナムでは、女性自身も自分の外見をとても気にしており、フォトショップなどでかなりの修正をすることが、当たり前の国だからです。

 

 

 

肌を真っ白にし、露出を補正し、多くの女性がフェイスブック上では、モデルのような美しさです。

 

 

 

そのため、たとえ知り合いのベトナム人女性でも、フェイスブックの顔をみると、誰だか分からないなんでことも少なくありません。

 

 

 

そのため会社のPRをかねた写真や動画を撮影するとき、会社の上司みずから、若い人、そのなかでも、かわいい女性を、被写体として選びます。

 

 

 

「かわいいから」と公言

 

さらに、選んだ理由として、「かわいいから」ということを明確に発言します。

 

 

 

私自身は、若くはなく、見た目が決して美しくないので、そこから外されることが多々あります。

 

 

 

ただ、私は、年齢的に上の方になるので、それ自体はまったく気になりません。

 

 

 

しかし、若い女性にとっては、会社に対する信頼が、なくなるきっかけにもなってしまいました。

 

 

 

一番綺麗なインターン生の浴衣姿だけをPR画像に採用

 

日本人が経営している会社のため、外見で人を露骨に選ぶことは、一種のセクハラになることは、自覚してもいいと感じます。

 

 

 

しかし、ベトナムではベトナムのスタイルがあり、悪いことではないと上司が思っているため、傷ついてしまう女性を何度も見てきました。

 

 

 

とくによくなかったと思うのが、インターン生を数人受け入れた時の会社の対応です。

 

 

 

1人、群を抜いて綺麗な女性がおり、PRで着用する浴衣もとても映える人でした。

 

 

 

ベトナムでは、日本企業も女性の若さと外見を重視

 

そのため、PR担当者が分かりやすくその女性ばかりを被写体に使い、他のインターン生も撮影しているにもかかわらず、フェイスブックにアップされるのは1名だけという状況でした。

 

 

 

たしかに、女性の若さと外見が重視されるベトナムでは、日本人であってもその価値観を受け入れて仕事をしなければならないことがあります。

 

 

 

しかし、インターン生は期間限定であり、なかには大学生もいたため、きちんとフォローをするべきだったと思いました。

 

 

 

セクハラの解決は、会社レベルで対応されないことも多いため、身近な範囲でサポートすることも大事であると考えています。

 

 

 

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